1巻が発売されたコミックスの中から、編集部と書店員のお薦めマンガを紹介する「はじめの1巻」。今回は「good!アフタヌーン」(講談社)で連載、高校の弱小バドミントン部の成長を描いた濱田浩輔さんの「はねバド!」です。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
母校の北小町高校バドミントン部のコーチに就任した立花健太郎。しかし部員は女子4人、男子2人で、男女とも団体戦に出場できる最低人数の5人に満たない。さらに女子バドミントン部の主将・荒垣なぎさは、優勝候補として出場した全日本ジュニアの試合で中学生相手に惨敗して以来、スランプに陥っている。荒垣とほかの部員たちの実力差は大きく、立花は荒垣の練習相手になるような人物が入部してくれれば……と考える。そんな時、偶然、1年生の羽咲綾乃に出会う。
週刊少年ジャンプで「パジャマな彼女。」を描いていた濱田浩輔さんの移籍第1作。濱田さんは少女を繊細に描くことで知られていました。連載を終えしばらくたってから知り合う機会があり、その際に本作「はねバド!」の原形となるバドミントンマンガのネームを見せていただいたのが連載のきっかけです。
もともと画力には定評のあった濱田さんですが、今回もいろいろなところにこだわって作品を制作されています。
この作品の魅力は……
・多彩なキャラクター(1巻の段階で登場キャラは総勢20人以上)
・ハイスピードに展開する試合シーン(まるでアクションシーンのような躍動感!)
・主人公・綾乃とその妹・コニーの秘められた関係性(もちろん他のキャラクターたちにもドラマが!)
などなど。特に濱田さんの希代の画力で描かれる多彩なキャラクターはものすごい破壊力で、読んでいただいた方は必ずお気に入りが見つかると思います。作品を読むだけでなく、どのキャラが自分の「推しメン」なのか、友達と話し合う楽しみがある作品です。
悩みながらも、全力で青春を駆け抜ける少女たちのドラマもこれからどんどん描かれていきますので、バドミントンを知らない方も、ぜひ彼女たちの青春を楽しんでください。
著者の濱田さんと試合を取材をさせていただいたり、書店さまを訪問させていただいたりと、いろいろな方にかかわっていただいています。ツイッターやアンケートでも読者の皆様にメッセージをいただき、この作品を支え、育てていただいているとひしひしと感じています。これからも応援のほどよろしくお願いします!
1話目を読んだときの期待感。そういうモノを与えてくれるマンガ家は確かに存在する。
前作である「パジャマな彼女。」で感じた以上の期待感を、1年後にもう一度与えてくれるとは世の中わからないものです。
濱田浩輔先生による新しいヒロインは、天才だけどバドミントンが嫌いな綾乃。
そんな彼女と熱血コーチが出会い、始まっていく躍動感いっぱいの作品となっています。
常に笑顔でコートの中でも外でも元気に走り回る綾乃や、その仲間たちのキャラクターの魅力に引かれるだけではなく、試合も要所要所を押さえてコンパクトにまとめていて、スポーツマンガが苦手な方でも受け入れやすい作品です。
バドミントンマンガは近年増えてきましたが、「日常」も楽しめるという他とは違った方向性を見せていてとても先が楽しみな作品です。
俳優の川津明日香さんが、マンガ誌「ヤングマガジン」(講談社)のウェブサイト「ヤンマガWeb」のコーナー「GIRLSフェロモン」に登場した。
エンターテインメントプロレス団体「アクトレスガールズ」の福永莉子さんが、マンガ誌「ヤングマガジン」(講談社)のウェブサイト「ヤンマガWeb」のコーナー「戦う女グラフィティ」に登場…
人気マンガ「名探偵コナン」で知られるマンガ家の青山剛昌さんを取材したNHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀 漫画家・青山剛昌SP」が、NHK・BSプレミアム4Kで4月28日…
マンガ誌「ヤングマガジン」(講談社)のウェブサイト「ヤンマガWeb」で実施中の企画「ヤンマガGリーグ! 姫グラ編」に、札幌のオーシャンスカイのキャバクラ嬢の綾瀬りこさんが登場した…
アニソンの充実ぶりで知られるタワーレコード新宿店のアニメ担当バイヤー樋口翔さんが、アニソンの売れ筋や販売現場の生の声を伝える「新宿アニソンスコープ」。同店の4月14~20日の1位…