俳優の佐野和真さん（24）と歌手で女優のICONIQさん（29）が、スマホ向け恋愛ドラマ「モトカレ」の1エピソード「妄想オンナの復活愛」で共演。「復活愛」をテーマにしたドラマで、佐野さんはICONIQさんの元彼役を演じている。このほど2人が対談し、ドラマにちなんで「復活愛」や結婚観など恋愛談議を繰り広げた。佐野さんは、実生活でも一部週刊誌で女優の北乃きいさんとの“復活愛”が報じられているが、「復活愛はありです。何かしらの理由で別れて、また戻れるというのはすてきなことだと思います」と恋愛観を披露した。佐野さんとICONIQさんに、恋愛や結婚について聞いた。（毎日新聞デジタル）

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　ドラマは、ソフトバンクモバイルのスマートフォン向け音楽・映像配信サービス「UULA」で配信中の“恋愛体感”ドラマ「モトカレ」の2番目のエピソードとして、13日から配信されている。イベント会社勤務の小川千佳（ICONIQさん）は、合同イベントプロデュースの仕事で3年ぶりに年下の元彼・結城啓太（佐野さん）と再会する。3年前はダメダメな大学生だったが、成長した姿を見せる啓太に、千佳は振り回されて……という物語。

　復活愛を「あり」と話した佐野さんは「好きだったら一緒にいたらいいんじゃないか。一緒にいられない理由があるなら仕方ないけど、その理由がないなら一緒にいたらいいんじゃないという感じ」と持論を展開。復活愛が実現したら「たぶん、より相手のことを大切に思うんじゃないかな」と力を込め、「こんなに（この世には）人がいるのに2人が好きになるというのは結構なこと。一緒にいたらいいんじゃないかと思います」と照れながら答えていた。

　一方、“復活愛”をテーマにした作品に出演し、ICONIQさんは「恋愛観が変わったんです」と告白。10～20代前半に「ずっと思っていた彼がいた」と明かしたICONIQさんは「（時間がたってから元彼に）会ってみたら興ざめしたことがあって。これまで復活愛はあり得ないと思っていたけど、今回演じてありだと思った」と明かした。

　つい最近まで「結婚に強い憧れがあった」と明かすICONIQさんは、「仕事でいろんなキャリアを積ませていただき、結婚だけが選択肢じゃないと思うようになった」と自身の変化を語った。「お互いの価値観、あり方、距離感を保ててパートナーとしてやっていける相手ならば、形にとらわれなくても幸せでいられるんじゃないか」と結婚観を披露した。

　一方、「子供が大好き」という佐野さんは、結婚については「イメージとしては、子供ができて、女の子が生まれて、運動会に行って、お父さんカッコいいって言われて、大きくなって彼氏を連れてきて、ケンカして、（娘が）結婚して泣くという妄想くらいはします」と将来に思いをはせる。佐野さんの母親は、現在の佐野さんの年齢で3歳上の姉を出産したといい、「母親、父親ってすげーなと思うけど、（結婚の）感覚が分からない。タイミングだと思う。今すぐ？　それも分からないけど、憧れがある」と結婚願望を明かした。

　「忘れられない恋愛はありますか」と2人にたずねると、佐野さんは「僕はばっと忘れられるタイプなので、思い出したりもないです」とキッパリとコメント。「（過去の恋愛において）後悔もない」という佐野さんは「いっぱい考えて、言葉も100回くらい考えてから発している。ケンカも全くしたことない」と自身の恋愛について語り、常に100％の“全力投球”で恋愛ができていると語った。ICONIQさんは「後悔だらけの恋愛はずっと残っています。ふっと思い出したりする……」と告白していた。