ジャンプ:アプリオリジナルマンガを初の単行本化 天野明・許斐剛作品で

(C)天野明/集英社
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(C)天野明/集英社

 週刊少年ジャンプのスマートフォン・タブレット向けアプリ増刊号「ジャンプLIVE」から4日、初めて紙媒体の単行本が発売された。天野明さんの「エルドライブ【ēlDLIVE】」と、許斐剛さんの「LADY COOL」の2作品で、両作品は同アプリ1号の有料コンテンツとして8月1日から配信され、1ヶ月間更新(連載)された。

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 同アプリは3000ページ以上のマンガを無料で読むことができるジャンプ初のスマホアプリとして提供され、第1号では2人のほか荒木飛呂彦さんや松井優征さん、村田雄介さんら人気マンガ家が参加。1カ月で35万ダウンロードを記録している。

 天野さんの「エルドライブ【ēlDLIVE】」は、他の人には聞こえない声が聞こえる中学生、九ノ瀬宙太が主人公。周囲からは変わり者として扱われていた宙太がある日、宇宙警察のエルドライブにスカウトされる……というストーリーで、未知なる世界に少年が挑む宇宙警察活劇。フルカラー192ページで価格は650 円。初版には限定特典として「描き下ろしミニブックマーク」が付くほか、対象書店で購入すると「天野明氏カラー描き下ろしペーパー」がプレゼントされる。

 また「新テニスの王子様」を連載中の許斐さんによる「LADY COOL」は、物語の流れが読者による投票で決定する新感覚コミック。主人公は凄腕のレンタル・ボディーガード「クール」で、彼女の会話はすべて、大きなラジカセを通して行われるという設定。フルカラー160ページで、価格は630 円。対象書店で購入すると「名言入り許斐剛氏本人ブロマイド」がプレゼントされる。

 アプリ「ジャンプLIVE」はiOSとAndroidに対応し、第2号は20日から配信予定。(毎日新聞デジタル)

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