三億円事件:謎に迫るドキュメンタリードラマ 石黒賢ら出演

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 1968年12月に起きた未解決事件「三億円事件」の謎に迫るドキュメンタリードラマが、21日にフジテレビ系で放送されることがこのほど、分かった。タイトルは「独占追跡!三億円事件“最後の告白者たち”~真犯人の影…45年目の新証言~」で、当時47歳で現場の最前線で捜査していた警視庁捜査1課主任警部・鈴木公一さんの証言をもとにした再現ドラマを軸に、新証言の数々を交えながら事件の真相に迫る。鈴木警部役は俳優の石黒賢さんが演じる。

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 事件、スポーツ、政治、経済などさまざまなジャンルの“誰もが知っている出来事の誰も知らない事実”を伝えるシリーズ企画「1964−2020 時代の目撃者」の第1弾。68年12月10日の午前9時過ぎ、白昼堂々と現金輸送車から大金を強奪した「三億円事件」を題材にする。

 鈴木警部を演じる石黒さんは「僕が視聴者だったら絶対に見たいと思いますね。戦後犯罪史上最大のミステリーと言われている事件というだけで興味津々です」とコメント。同局の張江泰之プロデューサーは「事件の“何か”を知っているかもしれない当時の不良グループ、関係者の一人一人を探し出し取材をすることは、時間もかかりとても難しい作業でした」と話している。

 番組は21日午後9時~11時10分に放送。石黒さんのほかに、山下徹大さん、不破万作さん、冨家規政さんらも出演する。(毎日新聞デジタル)

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