「第53回 2013ミス・インターナショナル世界大会」が17日、東京都内で行われ、フィリピン代表の学生、ベア・ローズ・サンチャゴさん（23）がグランプリに輝いた。日本代表の高橋有紀子さん（25）はセミファイナリスト15人に入れなかった。
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グランプリを獲得したサンチャゴさんは「これはフィリピンみんなのためのものです。日本のみなさんありがとうございました」と喜びを語り、「余りにも感動しすぎて信じられない。私がグランプリだなんて」と感激の表情。今後は「国と国をつなぐような役割ができれば」と抱負を語り、台風直撃による甚大な被害を受けた母国に対しても「フィリピンのみなさんにも、このタイトルを使って貢献したい」と思いを語った。
ミス・インターナショナルは、ミス・ワールド、ミス・ユニバースに並ぶ世界3大ビューティーコンテストで、1960年にスタートし、今年で53回目。2012年には吉松育美さんが世界大会で優勝し、日本人初のミス・インターナショナルに輝いた。今年の本大会には67の国と地域から代表が集まり、民族衣装や水着姿などを披露。安倍昭恵・首相夫人をはじめ、板東眞理子・昭和女子大学長、デザイナーのコシノジュンコさんらが審査員を務め、グランプリを含む上位1～3位を選出した。
このほか、各国代表同士で選ぶ「ミス・フレンドシップ」、自国の民族衣装をもっとも魅力的に披露した代表に贈る「ミス・ナショナルコスチューム」、ネット投票による「ミス・インターネット」なども決定した。
◇各賞の受賞者は以下の通り（敬称略）
1位：ベア・ローズ・サンチャゴ（フィリピン代表）▽2位：ナタリー・デン・デッカー（オランダ代表）▽3位：ケイシー・ラドリー（ニュージーランド代表）
ミス・フレンドシップ：ケイシー・ラドリー（ニュージーランド代表）▽ミス・ナショナルコスチューム：エリアルダ・クロース（アルバ代表）▽ミス・インターネット：アデラ・カワイ・ソウ（マカオ代表）▽ミス・フォトジェニック：エルマ・セッダヴィシュート（リトアニア代表）
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