アイドルグループ「AKB48」が来年3月29日に単独コンサート、翌30日にグループ総出演のコンサートを国立競技場(東京都新宿区)で開催することが明らかになった。17日に東京ドームシティホール(東京都文京区)で行われた「第3回AKB48紅白対抗歌合戦」で発表したもので、グループ総監督の高橋みなみさんは「姉妹グループが力をつけてきた一方で、AKB48はなぜ単独でコンサートができないのかなと思っていた。(現在の)国立競技場は来年でなくなっちゃうとも聞いていますので」と涙ぐみながら語り「素直に言っていいですか? めっちゃうれしいでーす!」と絶叫。そばで見守っていた渡辺麻友さんも喜びのあまり涙をぬぐった。
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国立競技場の霞ヶ丘陸上競技場は2005年と06年にSMAPが初の単独コンサートを開いて以来、07年にはDREAMS COME TRUE、08年から嵐が6年連続、12年にはL’Arc~en~Cielが単独でライブを行ったが、女性アイドルグループでは初めて。
「AKB48紅白対抗歌合戦」は、2011年12月に初開催されたイベントで、3回目の開催となる今年は、AKB48や姉妹グループのメンバーら総勢172人が出演。横山由依さんが白組、渡辺麻友さんが紅組のキャプテンを担当し、両チームが歌で競い合った。
この日行われた「第3回AKB48紅白対抗歌合戦」は横山さんがキャプテンを務めた白組が優勝した。審査員として参加したプロ野球「東北楽天ゴールデンイーグルス」の田中将大投手から優勝旗を受け取った横山さんは「白組全員で勝ちとった勝利。うれしいー!」と叫び喜びを爆発させた。