進撃の巨人:最新12巻も“快進撃” 通常版&限定版で売り上げ1位、2位独占

「進撃の巨人」12巻のカバー
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「進撃の巨人」12巻のカバー

 19日に発表されたオリコン週間本ランキング(23日付)によると、9日に発売された諫山創さんの人気マンガ「進撃の巨人」(講談社)の最新12巻とDVD付き限定版がそれぞれ週間で92万5000部、30万5000部を売り上げ、同じ作品のバージョン違いでコミック部門の1位と2位を独占した。また、前作の11巻で記録したシリーズ最高週間売り上げ(76万4000部)を上回り、シリーズ週間売り上げの最高記録を更新した。

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 「進撃の巨人」は、圧倒的な力を持つ最大約50メートルの巨人たちを相手に人類が絶望的な戦いを挑む姿を描いた作品で、先の読めない展開が話題になっている。諫山さんのデビュー作で、2009年9月に月刊マンガ誌「別冊少年マガジン」(同)の創刊タイトルとして連載をスタート。4~9月に放送されたアニメ版もヒットし、これを受けた形で、原作コミックスも売り上げが急上昇した。

 コミックス12巻の初版発行部数は約220万部と初めて200万部の大台を突破した。今年発売されたコミックスの中で、初版発行部数が200万部を超えたのは、累計3億部の大ヒット作「ONE PIECE(ワンピース)」(集英社)と同作の2作品のみ。また、同作のスピンオフ作が掲載された月刊マンガ誌「ARIA」の14年2月号(28日発売)も1月号の倍、連載前の10倍にまで発行部数を増やすことも決定しており、同作の“快進撃”はまだまだ続きそうだ。

 また、同ランキングにはトップ10以内に「少年シリウス」(講談社)で連載中のスピンオフ作「進撃の巨人 Before the fall」が6位、公式スピンオフコメディー「進撃!巨人中学校」の最新3巻が9位にランクインし、関連作が4作同時に10位以内に入る結果となった。

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