新作ゲーム紹介：「FF10／10−2　HDリマスター」　名作がフルHDで生まれ変わる

　2001年にPS用として発売されたスクウェア・エニックスの人気RPG「ファイナルファンタジー（FF）10」（スクウェア・エニックス）と続編の「10−2」が、PS3とPSVita向けに高画質化されたHDリマスター版として発売される。両作品合わせて全世界で1400万本以上を出荷した名作が美しいグラフィックとなり生まれ変わる。

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　主人公は、巨大な魔物・シンによって破滅の危機に瀕（ひん）した世界・スフィアに運ばれてきた青年・ティーダと、召喚士の少女・ユウナで、「10」ではシンを倒すため、ティーダはユウナの護衛役として冒険の旅に出る。03年に発売された「10−2」では、シンの脅威が去った後、かつての仲間に似た青年の姿を求めて、ユウナが再び旅に出発することになる。シリーズで初めてキャラクターボイスを採用した作品でもある。

　HDリマスター版は、「10」のインターナショナル版をベースに、グラフィックがフルHDの高解像度となっている。「10」の1年後の世界が描かれた「永遠のナギ節」や、本編から独立したダンジョンRPG「10−2ラストミッション」もプレーできる。シナリオを担当した野島一成さん書き下ろしの新エピソードもボイスドラマとして収録される。音楽は60曲がリマスター、もしくはリメークされているのも注目だ。

　PS3版は「10／10−2 HDリマスター」、PSVita版は「10　HDリマスター」「10−2 HDリマスター」「10／10−2　HDリマスター　ツインパック」の3バージョンが発売される。PS3版とPSVita版のクロスセーブ機能にも対応しており、両ソフトとゲーム機をそろえれば、セーブデータを共有できる。

ファイナルファンタジー10／10−2　HDリマスター（PS3）　 CEROレーティングC（15歳以上対象）　スクウェア・エニックス　7140円（パッケージ版）　6400円（ダウンロード版）　12月26日発売

ファイナルファンタジー10／10−2　HDリマスター ツインパック（PSVita） CEROレーティングC（15歳以上対象）　スクウェア・エニックス　7140円（パッケージ版）　6400円（ダウンロード版）　12月26日発売

ファイナルファンタジー10　HDリマスター（PSVita） CEROレーティングC（15歳以上対象）　スクウェア・エニックス　3990円（パッケージ版）　3600円（ダウンロード版）　12月26日発売

ファイナルファンタジー10−2 HDリマスター（PSVita） CEROレーティングC（15歳以上対象）　スクウェア・エニックス　3990円（パッケージ版）　3600円（ダウンロード版）　12月26日発売