プリキュア:主題歌に元AKB48の仲谷明香 目標へ前進

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 人気アニメ「プリキュア」(ABC・テレビ朝日系)のシリーズ第11弾「ハピネスチャージプリキュア!」のオープニング曲を、アイドルグループ「AKB48」の元メンバー、仲谷明香さんが担当することが27日、明らかになった。オーディションを経ての抜てきで、仲谷さんがソロでアニメソングを歌うのは今回が初めて。プリキュアの声優をやるのが目標の一つと語る仲谷さんは「今までプリキュアを応援してくれたお友達にも受け入れてもらえるよう頑張ります」と意気込みを語っている。

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 仲谷さんは、グループ在籍時にAKB48を題材にしたアニメ「AKB0048」の声優選抜メンバー入りし、同アニメでは藍田織音役を担当。今年3月にグループを卒業した後は、4月に自著「非選抜だった私を救った48のことば」を出版して注目を集め、アニメの世界で活躍することを目標に活動してきた。

 オーディション用のデモテープには、大好きな「DANZEN! ふたりはプリキュア」(シリーズ第1弾「ふたりはプリキュア」主題歌)を吹き込んだという仲谷さん。今回のOP曲「ハピネスチャージプリキュア!WOW!」については「とにかくパワフルで、昔のプリキュアシリーズを思い出すような楽曲」とコメントし、「曲と一緒に私も成長していけたら」とも話している。

 エンディング曲の「プリキュア・メモリ」は歌手で声優の吉田仁美さんが担当。吉田さんがプリキュアのED曲を担当するのは、シリーズ第9弾「スマイルプリキュア!」と現在放送中の10弾「ドキドキ!プリキュア」に続いて3回目。「長く続けさせていただけていることが一番うれしい」という吉田さんは「皆さんが『ハピネスチャージプリキュア!』をもっと応援してくださるように歌でバックアップしたい」と話している。なおOP曲とED曲をカップリングしたCDは2014年3月5日発売予定。

 プリキュアシリーズは、普通の女の子が妖精たちの力を借りて伝説の戦士・プリキュアに変身し、さまざまな困難に立ち向かう姿を描くアクションファンタジーで、第1弾「ふたりはプリキュア」は04年に放送スタート。「ハピネスチャージプリキュア!」は、「みんなを幸せにするために戦います!」がテーマで、合言葉は「ハピネス注入!」。元気で明るく困っている人を放っておけない中学2年生の愛乃めぐみ(キュアラブリー)ら4人のプリキュアが、不幸オーラがパワーの源のクイーン・ミラージュ率いる悪の組織「幻影帝国」と戦う。14年2月2日から毎週日曜午前8時半に放送。

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