ビッグダディ:7年間の密着に幕 最終回迎えダディ感謝

「痛快!ビッグダディ『完結編』さすらい密着2760日! 涙と笑いの最終回スペシャル」の一場面=テレビ朝日提供
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「痛快!ビッグダディ『完結編』さすらい密着2760日! 涙と笑いの最終回スペシャル」の一場面=テレビ朝日提供

 大家族・林下一家に密着する人気ドキュメンタリー番組「痛快!ビッグダディ」(テレビ朝日系)が、29日の放送で最終回を迎える。放送を前に、林下一家の父、“ビッグダディ”こと林下清志さんが「社会に何を発信したいと思っていたわけでもありませんが、さまざまな場所で見知らぬ方々から声をかけていただくのは我が家にとってとてもありがたいことでした」とコメント。大家族の長として、今後の夢を「どこかに穴を掘ってねぐらにする生活をしながら、たまに訪ねて来てくれる子供たちを楽しみに暮らして行きたいですね。モグラのように……」とビッグダディらしい構想を語っている。

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 「痛快!ビッグダディ」は2006年9月に初放送され、これまで前後編や特別編を交えながら不定期でシリーズ19回を数える長寿番組。4男4女を育てるシングルファーザー・清志さんの下、岩手から奄美大島への移住を試みる子供たちの奮闘や、一致団結してさまざまな困難を克服していく姿に密着してきた。その後、父と子供たちの実母・佳美が復縁し、女児が生まれたものの、再び離婚。11年に清志さんは、5人の子供を持つ18歳年下の美奈子さんと再婚し小豆島に移住し女児をもうけた。しかし離婚に至り、今年4月には父の地元・岩手にUターンした。

 最終回では、7年間の取材映像からこれまでの歴史を振り返るとともに、最新の林下家の様子に密着。今年の夏に元妻・佳美と再会し、約3年ぶりに元家族が顔をそろえる姿なども放送される。29日午後6時半~深夜0時5分に「痛快!ビッグダディ『完結編』さすらい密着2760日! 涙と笑いの最終回スペシャル」と題して放送される。

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