コミケ85:2日目の来場者数は16万人 一般ブースは「艦これ」が盛況

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 東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されている日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)85」が2日目となる30日を迎え、来場者は12年冬の2日目より1万人少ない16万人だった。

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 30日は、同人ゲームから生まれた作品群「東方Project」やオンラインゲーム、芸能など約1万1700サークルが出展した。特に人気を集めたのは、ブラウザーゲーム「艦隊これくしょん」で、同人誌作品が集まった東館の1~3ホールは正午近くになっても、館内が混み合うため各所に一方通行の通路を設けた。また人気サークルには、購入希望者が次々と並び、600メートル以上の列ができた。

 企業ブースは初日に比べるとやや落ち着いたものの、アニプレックスブースの「魔法少女まどか☆マギカ」グッズは正午ごろに完売するなど、人気作の商品は次々と売り切れた。KADOKAWAのメディアファクトリーブースでは、混雑を避けるため、配布を企業ブースの外で実施するなどした。

 コミックマーケットは、マンガや小説、ゲームソフトなどさまざまなジャンルの創作物を扱った同人誌の即売会。75年から始まり、現在は夏と冬の年2回開催され、1日の動員数は最大20万人、毎回50万人以上が訪れる国内最大級のイベントとして知られる。最終日の31日は、創作系と呼ばれるジャンルがそろい、同人ソフトなどを扱う約1万1500サークルが参加する。

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