東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)85」に出展しているマイクロソフト(MS)やファッションブランド「earth music&ecology(アース ミュージック&エコロジー)」のブースが、一部商品が売り切れるなど人気を集めている。2社はマンガやアニメなどとは一見無縁にみえるが、コミケの企業ブースに出展するのは3回目で、出展のたびに売り上げを伸ばしているといい、ファンに浸透しているようだ。
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アースは、2012年夏のコミケで初出展し、「初音ミク」のTシャツなどを販売。その後も「黒子のバスケ」「けいおん!」など人気作のコラボアイテムを店舗で販売し、アニメファンを中心に人気を集めている。今回のコミケでは「けいおん!」「夏目友人帳」のコラボ商品のほか、男性向けに「Wake Up,Girls!」のパーカーなどブランドのファン以外をターゲットにした商品も販売。「夏目友人帳」のワンピースは、売り切れるほどの人気を集めている。担当者によると、出展のたびに売り上げを伸ばしているといい「3回目の出展ということもあり、(アニメやマンガのファンの)ブランドの認知度が上がっている実感があります」と手応えを感じているようだ。
12年冬のコミケに初出展したMSは、3回連続の出展となった。これまでは、「クラウディア・窓辺」をはじめ、同社のPRキャラクターがプリントされたキーボードなどを販売してきたが、今回は、PRキャラクターの声などを収録した5万7000円のタブレットPCが完売し、通販対応になるなど人気を集めている。担当者は「コミケの“リズム”をつかみつつあるし、手応えはありますが、タブレットPCは正直、ここまで売れるとは思っていませんでした」と驚いていた。
コミケは、1975年に始まったマンガや小説、ゲーム、音楽などの同人誌の即売会で、現在は夏と冬の年2回開催されている。ブースには、同人誌を販売する一般ブースと商業作品を扱う企業ブースがあり、企業ブースは、95年夏から導入され、96年冬から本格的にスタートした。企業ブースは出版社やアニメ会社、ゲームメーカーの出展が大半だったが、近年はさまざまな“無縁企業”が出展しており、今冬はディズニーが初出展しているのも話題になっている。コミケ85は31日まで。
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