紅白歌合戦:半沢超えでひと安心? NHK会長も「若い世代に見てもらった」とご満悦

NHKの松本正之会長は紅白歌合戦での綾瀬はるかさんの司会ぶりを「つねに笑顔を絶やさないのがよかった」とコメント
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NHKの松本正之会長は紅白歌合戦での綾瀬はるかさんの司会ぶりを「つねに笑顔を絶やさないのがよかった」とコメント

 大みそかの「第64回NHK紅白歌合戦」の視聴率が、2013年に放送された全局番組の中で年間1位の視聴率を達成したことについて、NHKの松本正之会長は9日の定例会見で「視聴率は2004年以降、最高だったということで、若い世代に見てもらってよかった。綾瀬はるかさんの歌、北島三郎さんのステージも感動的だった。『あまちゃん』も好評でよかったと思います」と喜んだ。

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 また、紅組の司会を務めた綾瀬はるかさんの“天然ぶり”が話題になったことについては「初々しく和やかなステージ。最初だから大変だったと思いますが、堂々として、つねに笑顔を絶やさないのがよかった」とコメントした。

 「第64回NHK紅白歌合戦」の平均世帯視聴率は、関東地区で前半が36.9%、午後9時からの後半44.5%(ともにビデオリサーチ調べ)を記録。6年連続で後半40%超えを記録するとともに、42.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)の高視聴率を記録した連続ドラマ「半沢直樹」の最終回(TBS系)を上回り、年間1位の視聴率を達成した。

 年間視聴率トップは近年、紅白歌合戦か、サッカーW杯をはじめとしたスポーツ中継が占めるのが定番だったが、昨年は「半沢直樹」の最終回がそれまでのトップに立っていた。過去5年で、紅白歌合戦の視聴率が42.2%を上回ったのは2012年(42.5%)の1回だけという状況で、トップの座が危ぶまれていた。

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