水城せとな:「失恋ショコラティエ」原作者が初の文章連載 女性誌で大人向け童話

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 人気グループ「嵐」の松本潤さん主演で放送されている“月9”ドラマ「失恋ショコラティエ」(フジテレビ系)の原作マンガ家・水城せとなさんが、23日発売の女性誌「VoCE」(講談社)3月号で童話「柘榴姫社交倶楽部」の連載をスタートさせる。水城さんが文章で創作するのは初めて。挿画は画家の樋上公実子さんが担当する。

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 童話「柘榴姫社交倶楽部」は、眠り姫、白雪姫、人魚姫といったおなじみのキャラクターを、水城さんがオリジナルのアレンジで描く大人向けのおとぎ話。水城さんは作品については「宝石のような輝きと、お菓子の甘い香り、そこにちょっぴり毒や皮肉を混ぜ込んだ、大人の女性のための童話」と説明しており、「コスメ雑誌に毎月手を伸ばす美的感覚の鋭い女性、美しいものへの理想や欲望を人一倍持っている方々にピッタリの、美しい絵物語をお届けできると思います」と自信を見せている。

 挿画を担当する樋上さんは「水城さんの初めての文章に絵を添えることができるなんて夢のように幸せです。美しい宝石のような文章を毎回楽しみに、イメージを結晶化させたいと思います」と意気込んでいる。第1話のタイトルは「ジャンドゥーヤ」。眠り姫が王子のキスではなく、ほろ苦いエスプレッソと甘いジャンドゥーヤの香りで100年の眠りから目を覚ますところから物語が始まる。

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