AKB48：アルバム自己最高の初週90万枚突破　SPEED以来15年ぶり2組目

　28日に発表されたオリコン週間アルバムランキング（2月3日付）によると、人気アイドルグループ「AKB48」の3枚目のアルバム「次の足跡」（22日発売）が発売初週で96万2000枚を売り上げ、初登場で1位を獲得した。女性グループのオリジナルアルバムが発売初週で90万枚を突破するのは、4人組グループ「SPEED」の「RISE」（1998年4月発売）が131万8000枚を記録して以来、15年9カ月ぶりで、史上2組目となる。

ウナギノボリ

解説：新たな“最高峰”を目指したガンプラ　45周年のこだわりとは

　今回の発売初週売り上げは、前作「1830m」（2012年8月発売）の87万1000枚を上回る自己最高記録。また、オリジナルアルバムで首位を獲得するのは「ここにいたこと」（11年6月発売）、「1830m」に続き3作連続で、女性グループが1枚目のアルバムからオリジナル作で3作連続首位を獲得するのは、SPEEDが「Starting Over」（97年5月発売）、「RISE」、「Carry On My Way」（99年12月発売）で記録して以来、14年1カ月ぶりの記録となった。

　メンバーの高橋みなみさんは「いつも応援してくださっているファンの方々に感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びのコメント。また「昨年も多くの仲間が卒業しましたが、一方で在籍メンバーは日々成長をしています」といい、「『次の足跡』というタイトルは、私たちが次に向かって歩んでいくための道標だと実感しています。AKB48の『第一章』から『第二章』へと進んでいる私たちの姿がある、と私たち自身も思っていますので、より多くの皆様に聴いていただければ」と話している。

　「次の足跡」は、「恋するフォーチュンクッキー」をはじめ、「さよならクロール」「永遠プレッシャー」「UZA」「So long！」「ギンガムチェック」「真夏のSounds good！」といった7曲のシングル曲やカップリング曲、劇場盤収録曲などで構成。タイプAのみ、昨年2月に公開されたドキュメンタリー映画「DOCUMENTARY of AKB48 No flower without rain 少女たちは涙の後に何を見る？」の主題歌だった「After rain」がCD初収録され、話題となっている。

　なお、28日に発表されたオリコン週間シングルランキング（2月3日付）では、4人組バンド「SEKAI NO OWARI」のニューシングル「スノーマジックファンタジー」（22日発売）が、発売初週で10万枚を売り上げ、初登場1位を記録。同バンドにとって、シングル・アルバム通じて初の首位獲得となった。