あずみ:20年の歴史に幕 小山ゆうの刺客マンガ

「AZUMI」のイラスト=小学館提供
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「AZUMI」のイラスト=小学館提供

 2度にわたって実写映画化された小山ゆうさんの刺客マンガ「あずみ」が28日発売の「ビッグコミックスペリオール」(小学館)6号で約20年にわたる歴史に幕を閉じることが、14日発売の同誌5号で明らかになった。「'94年の『あずみ』連載開始から約20年……。過酷で哀しみに満ちた長き戦いに、ついに幕が下ろされる!!」と発表されている。

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 「あずみ」シリーズは1994年に同誌で連載がスタート。第1部「あずみ」は、江戸時代初期を舞台に、徳川将軍家の刺客として育てられた主人公・あずみらが、幕府の敵や陰謀をめぐる戦いに身を投じていく……というストーリーで2008年に完結した。幕末に舞台を移した第2部「AZUMI」が08年から同誌で連載されている。

 コミックスは「あずみ」が48巻、「AZUMI」が17巻まで発売されている。1997年度の第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。2003、05年の2度にわたり、女優の上戸彩さん主演の実写映画も公開された。

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