過激なせりふや描写で人気を集めたコミックを映画化し、当時12歳だったクロエ・グレース・モレッツさんを一躍スターダムにのし上げたアクション映画「キック・アス」(2010年)の続編「キック・アス/ジャスティス・フォーエバー」が22日から全国で公開される。モレッツさんが前作に引き続き正義のヒロイン“ヒット・ガール”を演じるほか、“キック・アス”役のアーロン・テイラー・ジョンソンさん、前作の“レッド・ミスト”改め“マザー・ファッカー”をクリストファー・ミンツ・プラッセさんが続投。さらに、ジム・キャリーさんが正義の軍団“ジャスティス・フォーエバー”のリーダー、スターズ・アンド・ストライプス大佐にふんし、前作のニコラス・ケイジさん同様、作品に箔(はく)を付けている。前作で監督を務めたマシュー・ボーンさんは今回は製作に回り、脚本を担当したジェフ・ワドロウさんがメガホンをとった。
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マーク・ミラーさん、ジョン・ロミータJr.さんの手によるコミックが原作。前作でマフィアのボスを仕留めたキック・アスことデイブ(テイラー・ジョンソンさん)は、1度はヒーローとしての人生を捨てようとするが思い直し、ヒット・ガールことミンディ(モレッツさん)に本物のヒーローにしてほしいと頼み込む。一方、キック・アスに父を殺されたレッド・ミスト(ミンツ・プラッセさん)は、マザー・ファッカーと名前を変え、父の復讐のために悪の軍団の結成に動き出す……という展開。
行方不明の息子を捜すためにヒーローになった夫婦“リメンバー・トミー”や、キック・アスに憧れ、のちに彼と恋に落ちる“ナイト・ビッチ”など、キック・アスの強力な(?)な助っ人たちが登場。マザー・ファッカーにスカウトされた女殺し屋“マザー・ロシア”や黒人ファイター“ブラック・デス”ら最強の刺客を相手に、ヒーローたちが壮絶なバトルを繰り広げる。半面、年ごろになったヒット・ガールから辛らつ、過激な表現が消え、生き方の模索や人間としての成長といったシリアスなエピソードがはさみこまれたことで、前作からの勢いがそがれた感は否めない。とはいえ、モレッツさんが時折見せるコケティッシュな表情に見とれてしまうことがしばしばあり、また、特殊メークによって顔を変え、荒くれ男風のスターズ・アンド・ストライプス大佐を演じたキャリーさんの熱演は特筆に値する。「フツーに面白い」ので、期待度のハードルを高く設定しなければ、十分楽しめるはずだ。22日からTOHOシネマズ有楽座(東京都千代田区)ほか全国で公開。(りんたいこ/フリーライター)
<プロフィル>
りん・たいこ=教育雑誌、編集プロダクションをへてフリーのライターに。映画にまつわる仕事を中心に活動中。大好きな映画はいまだに「ビッグ・ウェンズデー」(78年)と「恋におちて」(84年)。
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