中村アン:モデル業で見つけた“美しく見せる”技術とは?

モデル業について語った中村アンさん
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モデル業について語った中村アンさん

 モデルの中村アンさんが、3月21日に開催されるファッションイベント「東京ランウェイ」に出演する。2012年3月に東京ランウェイがスタートしてから毎回出演している常連モデルでもあり、ファッションショーのほか、さまざまなファッション誌でも活躍する中村さんに、モデル業の魅力や、ファッションやメークのこだわりを聞いた。

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 中村さんは、大学4年生のころからモデルとしての活動をスタートさせ、現在はファッション誌「andGIRL」(エムオン・エンタテインメント)でレギュラーモデルを務める。「初めは美容誌の仕事がメインで、ファッションというよりは顔(メーク)の方でした。ファッションモデルもやりたいと思っていたのですが、2年前くらいに『andGIRL』でレギュラーになってから、他のファッション誌にも呼んでいただけるようになったんです」とこれまでの経緯を語る。

 今ではファッションモデルとして幅広く活躍中だ。仕事の魅力を「新しい洋服を一早く着ることができたり、流行を知ることができたり。女子としてのテンションが上がりますね」といい、ファッションショーについても「お客さんと間近でコミュニケーションが取れるのが楽しい。ショーに出られるということは、これまで頑張ってきた達成感や今後の原動力にもなります」と笑顔を見せる。

 東京ランウェイは、今回で5回目。これまですべての回に出演している中村さんだが、同イベントについては「ランウェイがそれほど長くないので、ゆっくり歩いて、じっくり洋服を見せることができる。客席も椅子ですし、観客の方には映画を見ているようにゆったりとした気持ちで見ていただけると思います」と語り、「毎回いろんなお洋服が出てきて、ライブもあって。女子としていろんな刺激が受けられるんじゃないかなと思います」とアピールしている。

 今まさに、モデル業を心から楽しみ、充実感を漂わせている様子の中村さん。そんな中村さんに、自身のファッションのこだわりを聞くと、163センチというモデルとしては比較的低い身長ということから「私は身長が高くないので、実は似合わない服もあるんです。そのため、スタイルがよく見える工夫はしています」という答えが返ってきた。

 この日の取材では、首元にビジューが飾られたミニワンピースで脚線美を披露した中村さんだが、「最近はピタッとした洋服がはやっていますが、ダボッとしたものを着るよりは、ジャストサイズを着たほうが細く見える。あとは、ワンピースも短いものを着たほうが脚が長く見えるし、背も高く見える。バランスが大事ですね」とファッションを解説。「それでもモデルはいろんな服を着なくてはいけないので、袖や裾が長いものの場合は、足首を見せるとか、手首を見せるとか、空間を作って少しでも縦長に見えるようにしています」と着こなし術を明かす。

 さらにメークについては、「健康的なメークを意識している」という。「色味は、オレンジ系が多いです」といい、アイメークは「アイラインをペンシルでほわーっと描いた後にリキッドでなぞって、目じりをちょっとだけ上げます。実際の目じりから2ミリ前くらいから上げるのが私流。それからマスカラは黒ですが、アイライナーは茶色を使うようにしています。優しい感じに。いろいろやって自分に合うアイメークを見つけました」と中村さん。ファッションとメークのこだわりに、モデルとして自身を“美しく見せる”術(すべ)を追求する姿勢を感じた。

 次回は、中村さんのオフタイムの過ごし方や、理想の男性像、将来の夢について聞く。

 <プロフィル>

 なかむら・あん。1987年9月17日生まれ、東京都出身。高校、大学とチアリーディング部に所属し、キャプテンとして全国大会にも出場。大学4年生のころからモデル活動を始める。現在、レギュラーモデルを務める「andGIRL」(エムオン・エンタテインメント)をはじめ多くの女性誌に出演するほか、バラエティー番組やCMでも活躍。2013年には、スマートフォン向け放送局「NOTTV」の連続ドラマ「オンナ♀ルール 幸せになるための50の掟」で女優デビューも果たした。「噂の現場直行ドキュメン ガンミ!!」(TBS系)ほかにレギュラー出演中。

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