女性アイドルグループ「Fairies(フェアリーズ)」が16日、東京都内で初の単独ライブ「Fairies First」を開催した。メンバーの藤田みりあさん(15)、下村実生さん(同)、林田真尋さん(同)が今春中学校を卒業するということで、ライブ終盤に残りのメンバーと会場のファンがサプライズで祝福し、“卒業トリオ”は驚きの声を上げながら大感激。下村さんは「まさかドッキリされるとは思わなかったのでうれしかった」と満面の笑みを浮かべた。
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“卒業証書”が映像で映される中、“卒業お祝いコール”で祝福したメンバーとファンたちに3人は感激し、目頭を熱くするメンバーも。高校生になる抱負を聞かれ、下村さんは「もう少し勉強を頑張って、フェアリーズと両立できるようにしたい」、林田さんは「勉強を頑張りたいのと、このキャラをテレビとかに出していきたい」と意気込み、藤田さんは「中学のときは年上のメンバーになんでもやってもらっていたので、高校になったらみりあたちも引っ張っていけるように頑張ります」とさらなる活躍を誓った。
同ライブは、26日に発売予定の1stアルバム「Fairies」のリリースを記念して昼と夜の2回公演を実施。昼の部では、デビューからのすべてのシングル楽曲を含む全15曲を披露し、会場に集まった約700人のファンを楽しませた。デビューから約2年半での初のワンマンライブに井上理香子さん(17)は「(ライブで流れたデビュー)当時の映像を見ていたら恥ずかしかったけど、恥ずかしいと思う分、成長したのかな……」としみじみ。藤田さんは「初めに緊張して少し泣いちゃいました」と照れ笑いを浮かべるも、「今年はライブやイベントが決まっていて、勝負の年。その活動を年末につなげていきたい」と語った。