講談社:隔月刊マンガ誌「ITAN」電子書籍化 紙媒体と並行展開

電子書籍化が決まった講談社の隔月刊誌「ITAN」
1 / 1
電子書籍化が決まった講談社の隔月刊誌「ITAN」

 講談社は19日、隔月刊マンガ誌「ITAN」を電子書籍化し、4月7日発売の同誌19号から配信することを明らかにした。掲載される作品や内容は紙媒体と同じで発売日も同一。価格も紙媒体と同じ917円(税抜き)になる見通し。また、同誌19号の発売に合わせ、連載作品を網羅した466ページの「スペシャルエディション」も別途無料で配信する予定。

あなたにオススメ

 講談社は書籍の電子化に力を入れており、既に「週刊モーニング」や「月刊アフタヌーン」などもデジタル配信している。ITANの電子書籍化について、編集部は「ITANのレーベル認知を上げること、読者に触れてもらう機会を増やすのが狙い」と説明している。

 「ITAN」は2010年に季刊誌として創刊され、12年に隔月刊化された。13年の文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した雲田はるこさんの「昭和元禄落語心中」や、テレビアニメが放送されている「いなり、こんこん、恋いろは。」の作者・よしだもろへさんの「色は匂へど」などが連載されている。

マンガ 最新記事