富野由悠季監督:“ガンダムの父”が8年ぶり新作 舞台は“宇宙世紀の次”

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 人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの生みの親として知られる富野由悠季監督が8年ぶりに手がけるガンダムシリーズの最新作「ガンダム Gのレコンギスタ」が今年秋に公開されることが20日、明らかになった。「機動戦士ガンダム」の35周年記念作品の一つで、富野監督がガンダムシリーズの長編作品を制作するのは、2005~06年に3部作として公開された劇場版アニメ「機動戦士Zガンダム」以来となる。

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 「ガンダム Gのレコンギスタ」は、ファーストガンダムで描かれた宇宙世紀の次の世紀「リギルド・センチュリー」を舞台に、宇宙エレベーターを守る組織「キャピタルガード」のパイロット候補生・ベルリ・ゼナムの冒険を描く。キャラクターデザインは吉田健一さん、メカデザインは安田朗さん、刑部一平さん、山根公利さん、音楽は菅野祐悟さん。

 また、安彦良和さんのマンガが原作のアニメ版「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」、アニメ「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」シリーズの最終章「機動戦士ガンダムUC episodoe7 『虹の彼方に』」も同じくガンダム35周年記念作品となり、アニメ版「THE ORIGIN」は全4話からなり順次イベント上映。第1作「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 1 青い瞳のキャスバル」は15年春に上映。「ガンダムUC episode7~」は5月17日からイベント上映予定。

 さらに、35周年記念イベントとして、ファーストガンダムの魅力をかつてない壮大なスケールで紹介する本格的な展覧会「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」を大阪と東京で開催。サンライズ制作の新作映像を体験型シアターで上映し、テレビ・劇場版に用いられた原画や資料など約1000点を展示するほか、ガンダム最新作についても一部先行紹介する。

 また、Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅさんらの楽曲を手がける音楽プロデューサーの中田ヤスタカさんが35周年記念テーマ曲「G35」を制作。さらに、実物大ガンダム立像に続く、「Real G Next Project」を40周年に向けてスタート。19年に向けた新たな“リアルガンダム”の制作を目指してプロジェクトを展開することも発表された。 

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