アニメジャパン:“再合流”イベントが開幕 早朝から長蛇の列

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 国内最大級のアニメ展示会「AnimeJapan(アニメジャパン) 2014」が22日午前8時半、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。東京都の青少年健全育成条例改正をめぐり、分裂していた二つのアニメイベントが再合流して誕生したイベントで、早朝からファンが列を作った。23日まで。

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 アニメジャパンは、東京都の青少年健全育成条例改正をめぐり、東京都が実質的に開催していた「東京国際アニメフェア(TAF)」と、一部のアニメ関連企業が中心となった「アニメコンテンツエキスポ(ACE)」に分裂していた両イベントが、再集結して開催。KADOKAWA(旧角川書店)や小学館集英社プロダクション、ソニーグループのアニメ制作会社・アニプレックスなどで結成された実行委員会が主催し、東京都は参加していない。規模は「ACE」「TAF」の約2倍となり、2日間で10万人の入場者数を見込んでいる。

 「ACE」は、2010年12月に過激な性的描写のあるマンガの販売規制を強化する東京都の青少年健全育成条例改正案が可決されたことを受け、角川書店(現KADOKAWA)やアニプレックスなどのアニメ関連企業が「表現の自由を侵害する恐れがある」として都などが主催する「TAF」をボイコットして企画。11年は東日本大震災の影響で中止になったが、12、13年は分裂状態が継続したまま二つのイベントが開催された。 

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