アニメジャパン:テレビアニメ制作分数3年連続増 配信と劇場版が好調

 2013年のテレビアニメの制作分数が11万1794分と3年連続で増加していることが22日、アニメ展示会「アニメジャパン2014」に出展している日本動画協会の速報で明らかになった。2000年以降では3位の高い水準で、同協会によるとパッケージビジネスの売り上げは減少しているが、配信売り上げの増大、深夜アニメ発の劇場版が好調に推移した結果と分析している。

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 アニメの制作分数は昨年、前年(10万5070分)から約6%増加した。今後は2006年のピーク時(13万6407分)に迫れるかがポイントになるという。今回は速報値で、確定データは秋ごろに発表される見通し。

 劇場版アニメの2013年の興行収入は470億円で、前年の409億円を大きく上回った。2001年以降では「千と千尋の神隠し」が公開された2001年に(505億円)次ぐ2位だった。2013年の劇場版アニメの興行収入の1位は「風立ちぬ」で約120億円。深夜アニメ原作の劇場版は「魔法少女まどか☆マギカ」が約20億円で8位にランクインした。

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