東出昌大:「俳優人生のスタート!」 初主演映画完成に気合

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 高橋ヒロシさんの人気不良マンガ「クローズ」(秋田書店)が原作の映画シリーズ最新作「クローズEXPLODE(エクスプロード)」の完成披露試写会が7日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催され、主演の東出昌大さんら、主要キャストが登場した。映画初主演となった東出さんは「豊田(利晃)監督とご一緒できて一生の財産になった。俳優人生のスタートです!」と熱い思いを語った。

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 「クローズEXPLODE」は、三池崇史監督・小栗旬さん主演で製作された「クローズZERO」(07年)、「クローズZERO2」(09年)に続く、シリーズ第3弾。「ZERO2」から1カ月後を舞台に、新年度を迎えた鈴蘭男子高校に転入してきた3年の鏑木旋風男(東出さん)と本能のまま好戦的に暴れる新1年生・加賀美遼平(早乙女太一さん)という対照的な2人が、やがて鈴蘭史上最大の抗争の中心人物になっていく……という物語。主演について、東出さんは「プレッシャーを感じてなかったわけない。でも男がほれる男、豊田監督に食らいついていければ間違いない」と豊田監督への信頼を寄せ、「アクションじゃなくてけんかを撮りたいと(豊田監督が)おっしゃっていた。後遺症が出るようなけががなくてよかった」とけんかの場面が迫真の演技だったことをうかがわせた。

 豊田監督は作品の魅力について「出ている役者が肝になっている。俳優やアーティスト、いろんな人が参加してくれたんですが、彼らの恐れと、『やってやろう』という興奮、目がみんな潤んでいて、20代特有の男子をとらえている。役者の熱を感じてください」と、観客にアピールした。東出さんも「お芝居というものが何だと考えさせられた。みんな本気でぶつかり合った。生っぽいその熱を感じてほしい」と力を込め、写真撮影のあとには、観客に持っていたタオルを投げ込むサービスで、大歓声を受けていた。

 イベントには、東出さんのほか、早乙女さん、勝地涼さん、「三代目 J Soul Brothers」の岩田剛典さんとELLYさん、「DA PUMP」のKENZOさん、やべきょうすけさん、永山絢斗さん、深水元基さん、柳楽優弥さんら出演者が登場した。客席には原作者の高橋さんも駆けつけた。映画は12日に全国で公開。

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