名取裕子:同枠の「三匹のおっさん」高視聴率に手応え

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 女優の名取裕子さん(56)が8日、東京都内で行われた「金曜8時のドラマ」枠の連続ドラマ「マルホの女~保険犯罪調査員~」(テレビ東京系)の会見に出席。1~3月に同枠で放送された「三匹のおっさん~正義の味方、見参!!~」の最終回の平均視聴率が12.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と同局のドラマでは異例の高視聴率で話題を集めたことについて、名取さんは「お客さんをたくさんつかんでくださった枠ですから、今度は違うテイストで、私たちの世代もまだまだ現役でいけるなと思ってもらえるような作品にできたら」と意気込み、「引き続き“大人”の楽しむ時間として、ぜひ大勢の方に見てもらいたい」と呼びかけた。

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 ドラマは、名取さん演じる科学的知識にたけ、莫大(ばくだい)な資産を持つ米国帰りの新人調査員・柏木奈津子と、麻生祐未さんふんする相棒・遠野亜希が保険金を巡る巧妙な犯罪に立ち向かう様子を描いた物語。奈津子と亜希の女性保険調査員コンビが、調査員としての専門知識と、警察顔負けの情報収集力を駆使し、一筋縄ではいかない数々の保険金犯罪を調査し、真相を明らかにしていく。篠原涼子さん主演で大ヒットしたドラマ「アンフェア」の原作者・秦建日子さんが脚本を担当。

 会見には出演する麻生さん、宇梶剛士さん、近藤芳正さんも出席。名取さんは「私の年齢になって、連続ドラマの主演をやらせてもらえること自体が稀有(けう)なこと。それが、おばちゃんキャラじゃなくて、女として描かれるような作品。さらに、勢いのあるテレビ東京さんでの新しいことをやらせてもらえる。本当にありがたいこと」と笑顔を見せた。

 潔癖性という設定の奈津子を演じることについて、「自分が全然そうじゃないので困る」という名取さんは、「元ヤンキー」役を演じる麻生さんを「いいなあ。元ヤンならできそうなのになー」とうらやましがっていた。名取さんとは初共演となる麻生さんは「すべてが名取さんのお陰。ご飯のことや『寒くないの?』というところまで、面倒を見てもらっている」と感謝しきりの様子だった。ドラマは11日から毎週金曜午後7時58分放送。初回は2時間スペシャルで放送。

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