注目ドラマ紹介:「BORDER」 小栗旬が“死者と対話する”刑事に 脚本は金城一紀

「BORDER」の主演を務める小栗旬さん
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「BORDER」の主演を務める小栗旬さん

 俳優の小栗旬さんが主演を務める連続ドラマ「BORDER」(テレビ朝日系)が、10日からスタートする。「GO」「SP 警視庁警備部警護課第四係」などで知られる直木賞作家・金城一紀さんが原案・脚本を手がけたオリジナル作品で、小栗さんは“死者と対話できる”という特殊能力を持った刑事を演じる。

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 「BORDER」は、ある銃撃事件で頭部に被弾し、一度は死んだものの、奇跡的に蘇生した刑事・石川安吾(小栗さん)が、被害者である死者から証言を聞き出し、事件を解決しようと奔走する1話完結型のサスペンス。主人公の石川は、金城さんが物語を書き下ろすにあたって、小栗さんをイメージして作り上げたという。石川をライバル視する刑事を青木崇高さん、石川の理解者となる特別検視官を波瑠さん、石川の上司を遠藤憲一さん、謎の情報屋を古田新太さんが演じる。

 第1話「発現」では、石川が仕事に復帰した直後に、一家惨殺事件が起こる。現場に向かった石川は、泣き出しそうな男の子を目撃。周囲には見えない男の子の正体は殺害された一家の息子で、さらに殺された夫婦も石川の前に現れて「犯人を捕まえてほしい」と懇願する。その後、捜査本部は一家が新興宗教の信者だったことから教団信者のある人物をマークするが、石川の前に再び殺された一家が登場し、意外な真犯人を告げる……というストーリー。

 主題歌は「MAN WITH A MISSION」の「evils fall」。10日から毎週木曜午後9時に放送。初回は15分拡大。

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