俳優の草刈正雄さんが12日、東京都内で行われた「第7回ハッピーローズ・アワード」授賞式で長女でダンサーの紅蘭さんとイベント初共演を果たした。サプライズで草刈さんへの感謝の手紙を読み上げた紅蘭さんは冒頭から涙。草刈さんも目に涙をため、「ありがとう」と紅蘭さんの肩を抱いて喜んだ。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
「中学、高校のころはやんちゃで、パパに反抗していた」という紅蘭さんは、手紙で「小さいころからたくさん迷惑をかけてグレてきたけど、どんなときも一番の味方でいてくれたパパ。いつもなんだかんだで、やりたいことをやらせてくれ、自由にのびのび育ててくれて紅蘭は毎日が幸せです」と感謝の言葉を述べた。草刈さんは「今は大人になっていい相談相手。楽しくなってきた」と紅蘭さんとの関係を語った。
一方で、草刈さんは「現代っ子だから何を言うか分からない怖さがある」と紅蘭さんについて語り、「だから、彼女の出演しているテレビは見ません!」とコメント。案の定、ステージでは、昔の彼氏とのエピソードをあけすけに話す紅蘭さんの姿に苦笑する場面も見られ、さらにイベント後、報道陣から紅蘭さんが広告で披露している「セクシーなポスターについてどう思う?」と聞かれ、「え、そんなのあったの!? 恐ろしい!」と動揺していた。
「ハッピーローズ・アワード」は、いきいきと活躍する60歳以上の著名人に贈られるもので今年で7回目。草刈さんが受賞し、紅蘭さんはプレゼンターとして登場した。草刈さんは「44年間、この世界にいるがあまり賞には縁がなかった。娘にも祝ってもらってうれしい」と喜び、紅蘭さんも「パパのお祝いの場に2人で立ててうれしかった」と笑顔で喜びを語った。