中田英寿：日本代表を語る　「自分たちのサッカーを世界に伝えることが大事」

　元サッカー日本代表の中田英寿さんが14日、東京都内で行われた「モノづくりニッポン　e仕事×ReVALUE NIPPON」プロジェクト発表会に登場。サッカーのワールドカップ（W杯）ブラジル大会の開催が6月に迫り、日本代表について聞かれた中田さんは「世界の人が日本のサッカーはこういうサッカーだと思い描けるような形を作り、自分たちのサッカーを世界に伝えることが、日本がステップアップする上で大事」と語った。

あなたにオススメ

「豊臣兄弟！」では池松壮亮が！　大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る

　中田さんは、「（日本は）1998年（のフランス大会）から出場しているが、相手に合わせる戦い方や目の前の試合に勝つことがメインになって、100年、200年と先を見据えた上での（日本の）サッカー文化をどう確立するかというところまではまだ来ていない」と話し、「日本のサッカーはこういうサッカーだというのを伝えていければ、ブラジル大会だけじゃなく、その先にある次の大会にもつながっていく」と語った。

　「モノづくりニッポン　e仕事×ReVALUE NIPPON」は、中田さんが取り組んでいる日本文化再発見プロジェクト「ReVALUE NIPPON」と日研総業が運営する製造業専門の求人情報サイト「e仕事」が協力して、日本のものづくりの魅力を国内外に発信することを目指す新プロジェクト。発表会では、15日から放送される中田さん出演の新CMがお披露目されたほか、同プロジェクトの一環として、ブラジルに期間限定でオープンする中田さんプロデュースのカフェ「nakata.net cafe 2014」のスタッフを同サイトで募集するキャンペーンなどが発表された。