山下智久:初の教師役は“ツンデレ”キャラ 「近キョリ恋愛」が実写映画化

「近キョリ恋愛」の原作イラスト (C)「近キョリ恋愛」製作委員会 (C)みきもと凜/講談社
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「近キョリ恋愛」の原作イラスト (C)「近キョリ恋愛」製作委員会 (C)みきもと凜/講談社

 俳優の山下智久さんが10月公開の映画「近キョリ恋愛」で初の教師役を務めることが23日、明らかになった。主人公の男前“ツンデレ”教師・櫻井ハルカを演じる山下さんは「初めての教師役でもありますが、僕の今の年齢(29歳)がベストタイミングだと思っています。教師と生徒、禁断の恋のお話ではありますが、『好き』という気持がとてもストレートに伝わる純愛映画です」とアピールしている。

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 また、山下さんは映画での本格純愛ラブストーリーは初めてで、「僕自身、今まで演じたことがあるようでなかった“ツンデレ”なキャラクターを初めて演じることに、最初は戸惑いもありましたが、監督と話し合いながら役を作っていく上で、(主人公の)ハルカになりきれたと思います」と手応えを語っている。

 「近キョリ恋愛」はみきもと凜さんの同名少女マンガ(講談社)が原作で、男前教師のハルカと超クールな天才女子高生・枢木(くるるぎ)ゆにの恋愛を描いた物語。山下さん演じるハルカは、美しい顔で毒舌なせりふと胸キュンなせりふを絶妙なバランスで振りまき、冷たい態度とドキドキなしぐさで、ゆにだけでなく登場するすべての女性をほんろうするという役どころ。

 また、ハルカに振り回されながらも心を奪われていくゆに役を、NTTドコモのCMでミステリアスな転校生を演じた女優の小松菜奈さんが演じるほか、ゆにに思いを寄せる同級生の元ヤンキー・的場を「ジャニーズWEST」の小瀧望さん、同じくゆにの同級生で唯一の理解者・ナミを山本美月さん、ハルカの元彼女・滝沢美麗を水川あさみさん、ゆにのいとこでハルカの同僚教師・明智を新井浩文さんが演じる。「君に届け」の熊澤尚人監督がメガホンを取る。

 配役について、原作者のみきもとさんは「山下さんの圧倒的オーラの中にある優しくどこかはかなげな一面ときれいな瞳。この人以外ありえないと言える小松さんのうるわしく驚異的な存在感。そんな姿を見ることができると思うとドキドキします」と印象を語り、「そして本当にすてきなキャストの方々と熊澤監督の美しい映像の中でどのように演じてくださるのか楽しみにしています」と期待を込めている。映画は10月11日公開予定。

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