人気アイドルグループ「モーニング娘。’14」のメンバーが2日、東京都内で行われた舞台「リリウム~少女純潔歌劇~」の制作発表会見に登場し、ツアーの最終日に“卒業”することを発表したリーダーの道重さゆみさんについてコメントした。サブリーダーの譜久村聖さんは「衝撃的だった。(卒業は)事前に知らせてもらったのでうれしかった。(道重さんの)『後輩が頼もしくなった』という言葉に甘えずに頑張っていきたい」と前向きに語った。
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会見には譜久村さんのほか、鞘師里保さん、鈴木香音さん、石田亜佑美さん、佐藤優樹さん、工藤遥さん、小田さくらさんが登場した。鞘師さんは「前日に伝えられた。どっきりかと思った。道重さんがいないという状況が考えられなくて涙が出た。これからどうなっていくか想像できないけれど、(道重さんから)頼もしくなったと言ってもらえたので、残りの半年、道重さんからたくさん学びたい」と話した。
鈴木さんも「道重さんがいなくなったら先輩がいなくなる。同期4人で支えていけたら」、小田さんは「道重さんは雲の上の存在。卒業するまでの半年間で学べることを学びたい」、工藤さんは「道重さんから教わってきたモー娘。の愛などすべてのことを新しく加入するメンバーにも伝えたい」、石田さんは「世界中の人が私たちのことを知ってもらえるようなパフォーマンスをしたい」、佐藤さんは「私たちで道重さんが作ってくれたモー娘。を折れないで100点になるまで突き進みたい」とコメントした。
次期リーダーは未定というものの、鞘師さんは「きっとふくちゃん(譜久村さん)なのかなと予想している」と話すと、譜久村さんは「(次期リーダーに抜てきされたら)私たちの世代でモー娘。を終わらせるわけにはいかないので頑張りたい」と前向きに語った。
メンバーが出演する舞台は、少女バンパイアたちが繰り広げるゴシックミュージカルで、吸血種の少女たちが療養するサナトリウムでシルベチカという少女が失踪する。友人のリリーは消えたシルベチカの行方を捜すが、サナトリウムの少女たちは誰もシルベチカを覚えていないという……というストーリー。脚本・演出を末満健一さんが担当する。6月5~15日にサンシャイン劇場(東京都豊島区)、同月20、21日に森ノ宮ピロティホール(大阪市中央区)で上演予定。