47都道府県に住み、地元に密着した活動をしている吉本興業の「住みます芸人」が、有名・無名を問わず、各地で“いい味を出している”ご当地キャラを推薦、その魅力を存分に伝えるコラム「売り込め！ご当地キャラ」。第34回は、神奈川県に住むお笑いコンビ「囲碁将棋」が、茅ケ崎市のご当地キャラ「えぼし麻呂」の魅力をお伝えします。（毎週日曜更新）

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　こんにちは！囲碁将棋です。今回紹介するご当地キャラは、神奈川県茅ケ崎市の人気者「えぼし麻呂」です。最近では、えぼし麻呂をテレビで見る機会も多く、僕らよりも売れっ子なので、インタビューするのも若干緊張します。

　インタビューが始まると、「年齢は9歳くらいぞよ」　くらいって何だよ！？　数えとけよ！　忘れんなよ！　「誕生日は10月1日ぞよ」　誕生日はちゃんと覚えてるんだ！　「口グセは、『ぞよ』ぞよ」　なんかゴチャゴチャしてる。ツッコミどころ満載の天然キャラなんですよね。

　好奇心旺盛で、やんちゃなえぼし麻呂。イタズラ好きで、担当の職員さんが外に出た瞬間に、キッチリと鍵をかけて中に入れないようにしてました。外からドアをたたき続ける職員さんを尻目に5分は放置するえぼし麻呂。これはイタズラよりも「悪戯」と表記するのが正しいのかもしれません。でも、ちゃめっ気たっぷりです。

　最大の特徴は、何といっても、その頭にかぶっている烏帽子（えぼし）。茅ケ崎名物の「えぼし岩」がモチーフになっています。見ての通りの貴族、いや“ちがさ貴族”という由緒正しき一族の末裔（まつえい）なのです。烏帽子を触る時は、優しくお願いしますね。

　普段は市内の幼稚園や保育園に遊びに行ったり、茅ケ崎市内のお祭りでハジけたり。特にえぼし麻呂が得意な「えぼし麻呂音頭」が流れるお祭りは最高！とのこと。イベント以外でも、ふらっと出かけて行っては、市役所に現れて職員を激励したり、イトーヨーカドーで買い物をしたり。なんか自由ですよね。街中でバッタリ遭遇、なんてことも珍しくないかも！？

　活動内容は、えぼし麻呂のツイッターやFacebookでチェックできますので気になった方はどうぞ。つぶやきも返信もマメです。また茅ケ崎市観光協会のホームページには、動画や情報も多数ありますのでチェックしてみてください。

　茅ケ崎市観光協会の特別観光大使を務めるえぼし麻呂。最近は茅ケ崎のえぼし岩やしらす丼、サザンビーチをPRすべく、全国を駆け回っています。この前は日本も飛び出して、ハワイでも茅ケ崎をPRしたそう。近い将来、海外進出の可能性も！？　茅ケ崎はこれから夏にかけてがオンシーズン！サザンビーチちがさきでは「海開き」や「サザンビーチちがさき花火大会」などのイベントが開催されます。ぜひ、この夏は茅ケ崎に遊びに来てください！

　昨年の某ご当地キャラクターが集まるグランプリでは、1580キャラ中80位と好成績を残しました。最後に担当の職員に今後の目標を聞くと「茅ケ崎市にゆかりの深いサザンオールスターズにかけて、同グランプリで33位になること」……そこは1位じゃなくていいんですか？？　「1位よりも33位がうれしいです」う、う、ウソつけ！！！　絶対1位のほうがうれしいだろ！！

　以上、囲碁将棋でした。帰り際にえぼし麻呂に「テレビ神奈川で番組をやることがあったら呼んでください」と今年1番深いお辞儀をしたのはここだけの話です。

　◇囲碁将棋のプロフィル

　根建太一（横浜市出身）と文田大介（神奈川県茅ケ崎市出身）のコンビ。神奈川の住みます芸人として11年5月から活動している。毎日午後10時から「神奈川ライフ」（http://www.ynn47.jp/kanagawa/）をユーストリームで生配信中。