プロ野球・西武などで活躍した名投手・工藤公康さんの長男で、TBS系連続ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」に出演中の俳優・工藤阿須加さんが24日、西武ドーム(埼玉県所沢市)で行われた西武対ヤクルト戦で始球式に登場した。この日は西武の白いユニホームに身を包み、父・公康さんの現役時代と同じ背番号「47」でマウンドに立つと、見事ストレート114キロでストライクを決め、観客の大声援に応えた。
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阿須加さんは野球経験はないが、劇中で球速150キロ超の速球を投げる天才投手・沖原和也役を演じている。始球式では、阿須加さんのほか、和田正人さんや須田邦裕さんら青島製作所野球部のメンバーも、劇中のユニホームで役柄上の守備位置に入り始球式に参加した。
背番号47をアナウンスされ、マウンドに立った阿須加さんは「率直に、ちょっとうれしかった。ずっと父の背中を見てきてたので、その背番号を着てマウンドに立てたのは自分の中では大切なものになりました」と喜びをかみしめた。投球については「もうちょっと(スピードが)出るかと思った」と苦笑しつつ、「とにかく、デッドボールだけ気をつけた。まっすぐ行ってくれてよかった。後ろで野球部のみんなが支えてくれたので投げられた」と語った。
父の公康さんとは直接会えていないというが「(始球式については)電話で『頑張ってこい』と言われた」といい、投球後にメンバーが「『ナイスボール!』『よくやった』と言ってくれた。いつものメンバーがいるだけでこんなにも心強いんだ」と実感していた。西武の伊原春樹監督からも「激励の言葉をいただいた。(ドラマも)残りを頑張ろうと思います」と語った。
阿須加さんは2012年に連続ドラマ「理想の息子」(日本テレビ系)で俳優デビューし、昨年はNHK大河ドラマ「八重の桜」や「ショムニ2013」(フジテレビ系)にも出演した22歳の注目の若手俳優。「ルーズヴェルト・ゲーム」では、名門高校野球部でのいじめが原因で大好きだった野球を自ら封印していたが、社会人野球で再び才能を発揮し始めた天才ピッチャー役を熱演している。ドラマは毎週日曜午後9時からの「日曜劇場」枠で放送中。
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