岡田将生：柄本明の言葉にじんわり「悩みながらやっています」

　俳優の岡田将生さんが24日、東京都内で行われた映画「オー！ファーザー」（藤井道人監督）初日舞台あいさつに登場。映画で何度も共演している柄本明さんから「『悪人』のときは思いっきりコンクリートにぶつけられて頭にきたんだけれど……（岡田さんは）真面目だから悩む人。でも真面目に悩むのはいいんじゃないかな」と声を掛けられると、「今でも悩んでいます。悩みながらやっています」と真摯（しんし）に答えた。

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　舞台あいさつには、岡田さんと柄本さんのほか、佐野史郎さん、河原雅彦さん、忽那汐里さん、藤井監督が出席した。岡田さん演じる主人公の父親を演じた佐野さん、河原さんが岡田さんを絶賛すると岡田さんは「俺の話はやめません？　もう嫌だ」と照れ笑いしていた。

　映画は「アヒルと鴨のコインロッカー」「ゴールデンスランバー」などで知られる伊坂幸太郎さんの青春小説が原作。父親と呼ぶべき存在が4人もいる高校生の由紀夫（岡田さん）が父親たちとともにとんでもない事件に巻き込まれる……というストーリー。4人の父親を佐野さん、河原さん、村上淳さん、宮川大輔さんが演じ、由紀夫が暮らす街のカジノを仕切る黒幕を柄本さん、由紀夫の“押しかけ彼女”の多恵子を忽那さんが演じている。