向井理：豊川悦司とつかみ合いシーン「またがっつり共演を」

　女優の榮倉奈々さんと俳優の豊川悦司さんがダブル主演を務める映画「娚（おとこ）の一生」（廣木隆一監督、2015年公開）の追加キャストが6日発表され、俳優の向井理さんが出演することが明らかになった。5月下旬にクランクアップしており、向井さんは榮倉さんが演じる主人公・堂薗つぐみの元彼の中川俊夫役に扮（ふん）し、つぐみが交際している海江田醇（豊川さん）とつかみ合いのシーンも演じているという。

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　豊川さんとの共演について向井さんは「たくさん盗みたいところがある大先輩ですので、またぜひがっつり共演させていただきたいです。僕はつぐみが海江田に引かれていく中で、最後のひと押しの存在になれればと思い、中川役を演じました」とコメント。ドラマ「メイちゃんの執事」（フジテレビ系、09年放送）以来の共演となった榮倉さんについては「約5年ぶりの共演で、独特の間を持っていらっしゃる女優さんでした」と振り返っている。

　その他、安藤サクラさん、前野朋哉さん、落合モトキさん、根岸季衣さん、濱田マリさん、徳井優さん、木野花さん、美波さん、岩佐真悠子さん、坂口健太郎さんの出演も発表された。

　同映画は08～10年にマンガ誌「月刊フラワーズ」（小学館）で連載され、コミックス累計発行部数150万部を記録する西炯子さんの同名マンガが原作。自分は幸せになれないと思い込んでいた女性と、恋愛を拒み、落ち着く家庭を得ることはないと信じ込んでいた50代の男性が出会い、次第に愛するということに向き合っていく姿を描いた大人のラブストーリー。