HKT48の宮脇咲良さんが、「AKB48」の37枚目のシングル(タイトル未定、8月発売予定)を歌うメンバーを選ぶ「第6回AKB48選抜総選挙」で昨年26位から11位に躍進し、選抜入りを果たした。宮脇さんは、7日に味の素スタジアム(東京都調布市)で開かれた開票イベントで「びっくりしています」と喜び、「ライバルは誰だろうか?と考えたときに、一人の人を思い出した。私のライバルはさっしー(HKT48劇場支配人の指原莉乃さん)です」とHKT48を引っ張ってきた指原さんに“ライバル宣言”した。
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宮脇さんは1998年3月19日生まれの16歳で、HKT48の1期メンバー。選抜総選挙では、初参加した第4回は47位、昨年の第5回は26位と順位を上げてきた。2011年に13歳でHKT48入りした当初から身長が10センチ以上伸びるなど体も成長中。今回の総選挙では、前回から1万9000票以上を伸ばし、4万5538票を獲得して、11位にランクインした。
宮脇さんは、指原さんに“ライバル宣言”した真意を「人気も知名度も劣っているけど、さっしーを超えるメンバーが誰かいないとHKTは大きくならないと思う。まだまだ、未熟だけれど、いつかさっしーに『咲良がライバル』と言ってほしい」と語った。
今回の選抜総選挙では、宮脇さんのほか、17歳の兒玉遥さんが21位、16歳の森保まどかさんが25位、15歳の朝長美桜さんが27位にランクインするなどHKT48のメンバーが躍進。また、AKB48の若手メンバーも16歳の高橋朱里さんが28位、16歳の加藤玲奈さんが32位、16歳の小嶋真子さんが36位にランクインするなど、昨年、圏外からの躍進が目立った。
1位に輝いた渡辺麻友さんは「先輩も少なくなり、こうして1位という素晴らしい順位をいただいたので、先輩の姿についていくことはできません。これからはたくさんの今いる後輩たちが私の背中を見て、『この先輩についていきたい』と思ってもらえるようなメンバーになりたい」と“次世代センター”として若手を引っ張っていく決意を語った。
「AKB48選抜総選挙」は2009年から行われており、今年で6回目の開催。今回は史上最多の総勢296人が参加した。上位80人まで順位を決定し、渡辺さんが首位を獲得し、連覇を狙った指原さんは2位、AKB48の柏木由紀さんが3位で続いた。