AKB48総選挙:指原は連覇ならず 悔しさにじませる

 アイドルグループ「AKB48」の37枚目のシングル(タイトル未定、8月発売予定)を歌うメンバーを選ぶ「第6回AKB48選抜総選挙」で、福岡・博多を拠点に活動するアイドルグループ「HKT48」の指原莉乃さんが、14万1954票を獲得し、2位となり、史上初の2連覇を逃した。会場がどよめく中、指原さんは「正直、すごく、すごく悔しいです。でも、挫折があった方が、ストーリーとしてはいいと思うので……」と話しつつ、「うそです。悔しいです」と悔しさをにじませた。

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 指原さんは「1位のプレッシャーは経験している。(今回)1位のメンバーを全力で支えたい」と意気込み、「悲しいこと、つらいことがあっても私たちは負けません。これからも応援よろしくお願いします」とファンに呼びかけた。

 指原さんは、1992年11月生まれの21歳。大分県出身。2007年にAKB48の5期生オーディションに合格し08年8月に正規メンバーに昇格した。選抜総選挙では第1回27位、第2回19位、第3回9位、第4回4位と躍進。12年にはスキャンダルが元でHKT48へ移籍したが、昨年の総選挙では初めて女王の座を勝ち取った。今年は速報で2位の渡辺さん(2万5283票)、3位の松井さん(2万3012票)に1万2000票以上の大差をつけ、史上初の連覇に向けて好スタートを切っていた。

 「AKB48選抜総選挙」は2009年から行われており、今年で6回目の開催。今回は史上最多の総勢296人が参加した。上位80人まで順位を決定し、AKB48の渡辺麻友さんが首位を獲得し、連覇を狙ったHKT48の指原莉乃さんは2位、AKB48の柏木由紀さんが3位で続いた。

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