山本二三展:ラピュタ、もののけ姫の背景画など200点 福岡アジア美術館で

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 スタジオジブリ作品「天空の城ラピュタ」「火垂るの墓」「もののけ姫」などの背景画を担当したアニメーション美術監督の山本二三(にぞう)さんの展覧会「山本二三展」が、福岡アジア美術館(福岡市博多区)で開かれている。空中都市「ラピュタ」や「シシ神の森」などこれまで携わってきた作品の背景画、スケッチ、イメージボードなど約200点が展示されている。7月6日まで。

ウナギノボリ

 山本さんは1953年、長崎県生まれで、24歳のときにスタジオジブリの宮崎駿監督が演出する「未来少年コナン」の美術監督に就任。以降、アニメや長編映画の美術監督・背景担当として「ルパン三世 カリオストロの城」「おもひでぽろぽろ」「耳をすませば」「千と千尋の神隠し」などの作品も制作に携わってきた。

 同展の開場は午前10時~午後8時。15日に山本さんのトークショー(午前11時~)とサイン会(午前11時半~)が行われる。トークショーは入場券が必要で、サイン会には図録の購入者先着50人が参加できる。

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