人気アイドルグループ「AKB48」の入山杏奈さんが30日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた「チームA」の劇場公演「恋愛禁止条例」の開演前に登場した。5月25日の握手会襲撃事件で負傷し、事件後初の公の場となった入山さんは右手にギプスをしたまま「皆さん本当にご心配をおかけしました」とあいさつ。「完全に踊れるようになるまではもう少し時間が必要かなって思います。でも、私にはこうして帰ってくる場所があって、待っていてくださるみなさんがいます。自分にできることから少しずつ焦らずに進めていこうかなと思います」と語った。
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入山さんは「皆さんに早く元気な姿を見せたいなと思いまして今日は公演前に少しお時間をいただきました」と話し、「ずっと1人でお家にいるときとかもみなさんの声が私の支えでした」とファンに感謝した。
グループ総監督でチームAのキャプテンの高橋みなみさんは「こうして少しずつではありますけれどもあんにん(入山さん)が元気な姿になって劇場に戻ってきてくれました。まだ川栄(李奈さん)はこのステージに戻ってきていないんですけれども、チームA全員がこのステージに戻ってくるその日まで、みなさま温かく見守ってださるとありがたいなあと思います」とコメントし、「これからもチームA、そしてあんにんと川栄の応援をよろしくお願いいたします」とファンに呼びかけた。