注目アニメ紹介:「グラスリップ」 小さな港町が舞台の青春群像劇

(C)glasslip project
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 福井県の小さな港町を舞台に繰り広げられる青春アニメ「グラスリップ」が3日から順次、スタートする。「true tears」などで知られる西村純二監督とアニメ制作会社「P.A.WORKS」がタッグを組んだ原作のないオリジナルアニメで、福井県坂井市の三国町の周辺がモデル。6人の高校生たちのみずみずしい青春の1ページが描かれる。

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 美術部に所属する高校3年生の深水透子(ふかみ・とうこ)は、夏休み中に転校生の少年・沖倉駆(おきくら・かける)と知り合う。沖倉から「自分には未来の声が聞こえる」と言われた透子は「未来を知ることができるのなら、自分は何を望むのだろう?」と考え、日常に変化が起きていく……というストーリーで、高校生たちの恋愛を描くラブコメディーに、「未来予知」などのファンタジー要素も加わっている。

 今作には西村監督のほかにも、副監督に「花咲くいろは」「TARI TARI」で演出を担当した安斎剛文さん、シリーズ構成・脚本に「TARI TARI」の佐藤梨香さんと、実在の町並みを取り入れた青春劇を描いてきたスタッフが集結。海と山の自然や町並みの景観が、綿密な取材で再現され、土地に根付いた文化やイベントも作品に織り込まれている。

 深水透子は、本作でアニメ初主演となる深川芹亜さんが演じる。放送はTOKYO MX、サンテレビほか。

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