新垣結衣:主演映画で天才ピアニストに 初の教師役

映画「くちびるに歌を」で主演を務める新垣結衣さん
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映画「くちびるに歌を」で主演を務める新垣結衣さん

 女優の新垣結衣さんがアンジェラ・アキさんの楽曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」をモチーフにした小説を映画化する「くちびるに歌を」に主演し、初の教師役に挑戦することが8日、明らかになった。2015年2月に公開予定で、天才ピアニストの臨時教員を演じる新垣さんはピアノの猛特訓に励んでいるといい「今回初めての先生(役)ということで、そんな年齢になったんだなあということを改めて実感しています。大事に撮影期間を過ごしていけたらなと思います。頑張ります」と意気込んでいる。

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 映画は、アンジェラさんの楽曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」をもとにした中田永一さんの小説「くちびるに歌を」(小学館)が原作。映画「ソラニン」(10年)や「ホットロード」(8月16日公開)の三木孝浩監督がメガホンをとる。「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」はエンディング曲として採用された。

 東京から長崎県・五島列島の中学校にやってきた臨時教員の柏木(新垣さん)が合唱部の顧問となり、コンクール出場を目指す部員たちに“15年後の自分”へ手紙を書く課題を出す……というストーリー。柏木の親友で産休間近の音楽教師・ハルコ役で木村文乃さん、柏木に思いを寄せる同僚・塚本役で桐谷健太さんが出演するほか、木村多江さん、石田ひかりさんも出演する。

 アンジェラさんは「大変光栄な気持ちでいっぱいです。長崎・五島列島の美しい風景や、そこに暮らす大らかで温かい人たちの姿が、映画になって心からうれしく思います」とコメント。三木監督は「10代の痛みや悩みは誰もが避けて通れないものだけど、結局その答えを見つけられるのは自分だけなんだと思います。大人になった自分だからこそ、あの頃の自分へ伝えられるメッセージがある。手紙の代わりに、僕はこの映画を作ります」と話している。

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