手嶌葵:宮崎吾朗監督作で3度目のテーマ曲 「山賊の娘ローニャ」

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 歌手の手嶌葵さんが、宮崎吾朗監督が手がけるテレビアニメ「山賊の娘ローニャ」(NHK・BSプレミアム)のテーマ曲を担当することが11日、分かった。手嶌さんが、宮崎監督の作品のテーマ曲を歌うのは劇場版アニメ「ゲド戦記」「コクリコ坂から」に続き3作目となり、「吾朗さんとの3作品目、楽しい素敵な作品になることを願っています。 皆さん、ローニャちゃんと一緒に旅に出ましょう」とメッセージを寄せている。

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 テーマ曲のタイトルは「春のさけび」で、谷山浩子さんが作曲、武部聡志さんが編曲を担当し、「ゲド戦記」「コクリコ坂から」と同様に宮崎監督が作詞を手がける。宮崎監督は、楽曲について「可愛らしくて、よいではないですか、聴いていて、ムズムズする(笑い)。皆さんが想像している手嶌葵とは違った一面が見られると思います」と話している。

 アニメは、「長くつ下のピッピ」シリーズ(岩波書店)などで知られるスウェーデンのアストリッド・リンドグレーンの同名の児童文学(同)が原作。森の巨大な古城に暮らす山賊・マッティスの一人娘・ローニャが、不可思議な生物が生息する森で生きるすべを学んでいく……というストーリー。少女ローニャの成長と家族の物語が描かれる。

 アニメは10月からNHK・BSプレミアムで放送。12日午後1時50分からNHK総合で放送される「土曜スタジオパーク」では、テーマ音楽とアニメの映像が初公開される。

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