フラウマンガ大賞:第2回大賞に「逃げるは恥だが役に立つ」

第2回のフラウマンガ大賞を受賞した「逃げるは恥だが役に立つ」1巻の表紙
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第2回のフラウマンガ大賞を受賞した「逃げるは恥だが役に立つ」1巻の表紙

 女性書店員らが「女性にすすめたい本・マンガ」を選ぶ2014年の「フラウマンガ大賞」が、11日発売の女性誌「FRaU(フラウ)」(講談社)8月号で発表され、大賞に海野つなみさんの「逃げるは恥だが役に立つ」(同)が選ばれた。

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 「逃げるは恥だが役に立つ」はマンガ誌「Kiss」で連載。就職活動に失敗した主人公が、ある男性と「契約結婚」をして、ともに暮らすという物語がコミカルに描かれている。

 また同号では「フラウ文芸大賞」も発表され、大賞に芥川賞作家の藤野可織さん短編集「おはなしして子ちゃん」(同)が選ばれた。

 「フラウマンガ大賞」「フラウ文芸大賞」は、2013年に創設され、今回で2回目。「フラウマンガ大賞」は、13年6月~14年5月に発売されたマンガを対象に、マンガ担当の女性書店員12人と4人の選考委員がおすすめの作品に点数をつけ、上位15作品を候補作とし、選考委員による選考会で大賞を決定した。「フラウ文芸大賞」は、13年6月~14年4月に発売されたマンガを除く、小説、エッセー、ノンフィクション(翻訳作品も含む)などの本を対象に、文芸担当の女性書店員14人と3人の選考委員がマンガ大賞と同じ方法で決定した。

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