フジ・亀山千広社長:“月9”HERO「大いに期待」 視聴率は「当然20%」

新「HERO」でヒロインを務める北川景子さん
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新「HERO」でヒロインを務める北川景子さん

14日にスタートする“月9”ドラマ「HERO」(フジテレビ系、毎週月曜午後9時放送)について、同局の亀山千広社長は11日に東京・台場の同局で行った定例会見で「大いに期待したい。私が一番見たく思っていた番組の一つ。久利生(くりゅう)公平くんの復活に拍手を送りたい」といい、目標の視聴率を「当然20%」と意欲を見せた。

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 亀山社長は目標の視聴率を「20%」と語る一方で、「今の20%は3~4年前の20%とは全然違う。現在の基準でいえば、15%を常時取ってくれることが、あのとき(01年の第1作放送時)の30%に匹敵する」とも話した。

 また、今回の続編を「ずいぶん時間がかかったな。もっと早くやってほしかった」と語りつつ、「続編は勇気がいるし、変えなくてはいけないところと、変えてはいけないところの狭間で悩む」といい、出来栄えについては「よくぞ変えた、と。いい意味で残すメンバーと、新たなメンバーが加わって、久利生くんがキャラクターとして年をとっていないことに安心した」と評価した。

 「HERO」は、東京地検城西支部を舞台に、人気グループ「SMAP」の木村拓哉さん演じる主人公の型破りな検事・久利生を中心とした個性的なメンバーが、事件の真相に迫っていくドラマ。2001年に放送され高視聴率を記録。06年にはスペシャルドラマ化、07年には映画化もされた。続編は、新ヒロインとして北川景子さんが出演するほか、杉本哲太さん、濱田岳さんらが登場する。

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