花子とアン:あす結婚式シーン放送 道ならぬ恋乗り越え結ばれるはなと英治

「花子とアン」で花嫁姿を披露したはな役の吉高由里子さん(左)と村岡英治役の鈴木亮平さん=NHK提供
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「花子とアン」で花嫁姿を披露したはな役の吉高由里子さん(左)と村岡英治役の鈴木亮平さん=NHK提供

 女優の吉高由里子さんが主演するNHKの連続テレビ小説「花子とアン」で、吉高さん演じるヒロインの安東はなと鈴木亮平さん演じる村岡英治の結婚式の場面が15日放送される。2人の結婚式の写真も公開され、鈴木さんは「いくつになっても相手への恋心を忘れない、パルピテーション(ときめき)をずっと感じ合っている夫婦の姿を楽しんで見ていただければ」とアピールしている。

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 ドラマは、「赤毛のアン」などを翻訳した主人公・花子(はな)の明治・大正・昭和にわたる波瀾(はらん)万丈の半生を、「Doctor−X」(テレビ朝日系)などの中園ミホさんの脚本で描く。原案は、花子の孫・村岡恵理さんの著書「アンのゆりかご」。東京の女学校で英語を学んだはなは、故郷での教師生活をへて東京の出版社で編集者として働き始める。はなは印刷会社の英治と恋に落ちるが、英治に病気の妻がいることが分かり、“道ならぬ恋”に気持ちを封印し、忘れようとする。しかし、英治の妻が亡くなり、周りの人々の後押しもあり、はなと英治は互いの真実の思いから逃げずに向き合うことを決意。12日の放送でついに英治ははなにプロポーズした。

 2人の結婚式は、はなの故郷の甲府で執り行われ、安東家と村岡家の人々が初めて一堂に会す。北海道の農家に嫁いだはなの妹のもも(土屋太鳳さん)もはなの結婚式に駆けつけるという。鈴木さんが「美しい花子(はな)さんの花嫁姿を見て、そして試練を超えて結ばれた2人だからこそ、一生をかけて花子さんを愛していこうと決意しました」と英治の思いを代弁。今回、人生初の和装の花嫁姿を披露した吉高さんの姿にも注目だ。「花子とアン」はNHK総合で毎週月~土曜午前8時ほかで放送中。全156回。

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