大人気映画シリーズ「ハリー・ポッター」の世界観を再現した「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」(大阪市此花区)の新エリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」が15日オープンし、徹夜組を含む大勢の来場客でにぎわった。園内に詰めかけた“マグル”(魔法使いではない普通の人間)たちは、忠実に再現された魔法の世界の完成度の高さに「キャー! やばいやばい!」と大興奮だった。
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新エリアは、ハリーたちが学ぶホグワーツ城やホグワーツ特急、買い物を楽しんだホグズミード村など、映画「ハリー・ポッター」シリーズで描かれた魔法の世界が再現されたテーマパーク型のアトラクション。ホグワーツ城内にある一番人気のライドアトラクション「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」には、強い日差しの中、魔法使いの黒いマント姿の女性ファンや家族連れらがバタービールやアイスキャンディーを片手に長い列を作った。
「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」は、同エリア入り口まで列が続くという人気ぶり。列に並んだカップルは「これを見ないと帰れないでしょ! これが目的です」。マント姿の女性2人組も「ずいぶん前から、前売り券を買って来ました」とうれしそうに話していた。
ハリーたちが何度も乗った「ホグワーツ特急」、ハリーが杖を買った「オリバンダーの店」、個性的な店が並ぶ「ホグズミード村」では、完成度の高さに「キャー! やばいやばい!」と歓声を上げたり、「ふくろう便だ! 本物のフクロウもいる!」と叫んで写真撮影を楽しんだりする来場客でいっぱいに。菓子店「ハニーデュークス」では、さっそくお土産の「バーティー・ボッツの百味ビーンズ」を買い込む観客も見られた。