アニメ質問状:「アカメが斬る!」 原作の格好良さと残虐性をアニメならではの表現に

「アカメが斬る!」のワンシーン(C)タカヒロ・田代哲也/スクウェアエニックス・「アカメが斬る!」製作委員会
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「アカメが斬る!」のワンシーン(C)タカヒロ・田代哲也/スクウェアエニックス・「アカメが斬る!」製作委員会

 話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は少年剣士と殺し屋集団の活躍を描くダークファンタジー「アカメが斬る!」です。小林智樹監督に作品の魅力を語ってもらいました。

ウナギノボリ

−−作品の概要と魅力は?

 帝国の圧政を打倒すべく、殺し屋ナイトレイドになったタツミが、アカメたちと共に戦いを繰り広げるダークファンタジーです。生死をかけた戦いが容赦なく決着します。

−−アニメ化で特に心がけたことは?

 原作マンガの持つ魅力を、内容、絵柄ともに、いかにしてアニメーションの表現に落とし込むか。この1点につきます。

−−制作スタッフ内で、一番人気のキャラクターは?

 正直バラバラです。それぞれに魅力があって応援したくなります。ちなみに私はナジェンダとスサノオのコンビです。スサノオは、アニメではまだ登場しておりませんが。

−−バトルシーンでこだわった点は?

 マンガで描かれた絶対的な格好良さと残虐性を、アニメーションならではの表現とテンポに持っていくことです。

−−作品を作る上でうれしかったこと、逆に大変だったことは?

 うれしいとは違うかもしれませんが、原作からシナリオ、シナリオから絵コンテ、絵コンテから作画と徐々に完成へと近づき、最後にセリフ、効果音、音楽がついた瞬間はどの作品を制作した時でも感動的です。アニメが完成するまでは、産みの苦しみの連続です。

−−今後の見どころを教えてください。

 タツミが殺し屋として生きていく上での覚悟が試される瞬間。帝具持ち同士のバトルですね。

−−ファンへ一言お願いします

 マンガ、アニメの王道をお楽しみください。

監督 小林智樹(Tomoki Kobayashi)

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