借りぐらしのアリエッティ:「マーニー」前日放送が視聴率17.2%の好記録

「借りぐらしのアリエッティ」の1シーン(C) 2010 GNDHDDTW
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「借りぐらしのアリエッティ」の1シーン(C) 2010 GNDHDDTW

 スタジオジブリの劇場版アニメ「借りぐらしのアリエッティ」(米林宏昌監督)が18日、日本テレビ系の「金曜ロードSHOW!」で放送され、平均視聴率17.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことが分かった。テレビ初放送だった2011年12月時の16.5%を上回っており、今回は米林監督が手がけた新作「思い出のマーニー」の公開前日の放送だったことも高視聴率に貢献したようだ。

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 「借りぐらしのアリエッティ」は、メアリー・ノートンさんが書いた英国の児童文学「床下の小人たち」が原作。英国が舞台の原作に対し、アニメでは2010年の東京都小金井市に舞台を移し、身長10センチほどのアリエッティらが、人間の住む家で生きていく姿を描いた。米林監督がメガホンをとり、企画・脚本は宮崎駿さんが担当。10年7月に公開され、興行収入は90億円を超え、同年の邦画トップを記録した。

 同局は、米林監督のスタジオジブリの劇場版アニメ最新作「思い出のマーニー」の公開を記念して「2014 夏はジブリ!」と題し、7月にスタジオジブリ作品「もののけ姫」(4日)、「となりのトトロ」(11日)を放送した。4日に放送された「もののけ姫」は平均視聴率21.9%、11日に放送された「となりのトトロ」は平均視聴率19.4%を記録した。

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