俳優の大森南朋さんが、三池崇史監督の最新映画「神さまの言うとおり」に出演することが24日、明らかになった。2001年の「殺し屋1」以来13年ぶりの三池組参加で、23歳の引きこもりの青年・タクミ役を演じる大森さんは、「今回の役はすごく太っている青年。僕は普通の42歳なんですが、衣装合わせのとき三池監督から『23歳くらいだから』と言われ、さすが三池組だなと（思った）」と明かしつつ、「『あれ大森さん？』くらい驚いていただければ」と意気込みを語っている。

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　また、リリー・フランキーさんの出演も決定。長髪のホームレス役を演じるリリー・フランキーさんは今回のオファーに、「三池監督の作品と聞いたので台本を読まずに『やります』とお返事しました。ホームレスの格好は結構似合うだろうなと」と明かし、三池組の撮影について「撮影というより『セッション』させていただいているという感じです」と独特な表現で語っている。

　映画は金城宗幸さん作、藤村緋二さん画の人気マンガが原作。退屈な日常にうんざりしている高校生の瞬が、ある日クラスメートとともに突然学校に現れた「ダルマ」の宣言で始まる命を懸けた理不尽なサバイバルゲームに巻き込まれていく恐怖や不条理などを描く。福士蒼汰さんが主演を務めるほか、山崎紘菜さん、神木隆之介さん、染谷将太さん、優希美青さんらも出演する。11月15日全国公開。