工藤阿須加:都市対抗野球の始球式に登場 119キロの速球決める

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 元プロ野球投手として活躍した工藤公康さんの長男で、連続ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」(TBS系)に青島製作所野球部のエースピッチャー役で出演した俳優の工藤阿須加さんが28日、東京ドーム(東京都文京区)で行われた「第85回 都市対抗野球大会」の準決勝第1試合の始球式に登場。ドラマで演じた沖原和也のユニホーム姿の工藤さんが登場すると、集まった観客からは大歓声が起こり、見事ストレート119キロでストライクを決め、球場を盛り上げた。

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 この日の試合は「西濃運輸 vs JX−ENEOS」戦で、ドラマで工藤さんと共演した青島製作所野球部のチームメート達も観戦。練習では120キロ以上出ていると明かした工藤さんは「あと1キロでしたね。120キロ出ると思ったんですけどね。緊張と……絶対力むと引っかけちゃうじゃないですか」と投手さながらにコメント。父親とのやりとりについては、「『いってきます』と言ったら、笑っていました」と笑顔で明かした。

 「ルーズヴェルト・ゲーム」をはじめ、サッカーマンガを実写映画化した「1/11 じゅういちぶんのいち」や、元高校球児のための大会「マスターズ甲子園」を題材にした映画「アゲイン 28年目の甲子園」など、スポーツを題材とした作品への出演が続く工藤さん。今後は、「出させてもらえるなら、何でも出たいです!」と前向きに語り、「役者としては(スポーツに)限定したくない。いろんな役をやってみたいです!」と力を込めた。

 「ルーズヴェルト・ゲーム」は、4~6月に放送されたドラマ。原作は大ヒットドラマ「半沢直樹」と同じ池井戸潤さんの小説で、制作陣が再結集。タイトルの「ルーズヴェルト・ゲーム」とは「奇跡の逆転劇」を意味し、野球を愛した第32代米大統領フランクリン・ルーズベルトの「野球で一番面白いゲームスコアは8対7だ」という言葉に由来しており、中堅精密機器メーカー、青島製作所の存亡と同社の名門社会人野球部の廃部を懸けた攻防が描かれた。豪華映像集を収録したドラマのDVDボックス、BDボックスは、10月10日発売。

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