MD松尾のヒット解析:「妖怪ウォッチ2」「ヨッシー」トップ3安泰

 TSUTAYAで加盟店にゲームソフトの商品提案をしているマーチャンダイザー(MD)の松尾武人さん。バイヤー歴10年以上の松尾さんは、その経験からソフトの特徴に合わせた商品展開を得意としている。ベテランバイヤーがヒットの流れを解析し、今後の動きを予想する。

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 新作タイトルが少なかったこともあり「妖怪ウォッチ2 本家」、「妖怪ウォッチ2 元祖」(3DS、レベルファイブ)、「ヨッシー New アイランド」(同、任天堂)のトップ3が抜けています。「妖怪ウォッチ2」は発売から1カ月になろうとしていますが期待通りの売れ行き。「ヨッシー New アイランド」は20代男女のゲームユーザーの支持を集めているのが大きいですね。

 ◇今週の動き

 トップは「ドラゴンボールヒーローズ アルティメットミッション2」(3DS、バンダイナムコゲームス)と予想。アーケードで人気のカードゲームで、前作は欠品するほどのヒットを記録しており、今回も期待できそう。その他の新作では「ウルトラストリートファイター4」(PS3、カプコン)も健闘しそうです。

 ◇ランキングは次の通り。(7月28日~8月3日・TSUTAYA調べ・限定版含む)

1位 妖怪ウォッチ2 本家(3DS)

2位 妖怪ウォッチ2 元祖(3DS)

3位 ヨッシー New アイランド(3DS)

4位 マリオカート8(WiiU)

5位 俺の屍を越えてゆけ2(Vita)

6位 太鼓の達人 どんとかつの時空大冒険(3DS)

7位 フリーダムウォーズ(Vita)

8位 東京新世録 オペレーションアビス(Vita)

9位 妖怪ウォッチ(3DS)

10位 ソニプロ(3DS)

 ◇プロフィル

 松尾武人(まつお・たけと) TSUTAYAゲームリサイクル企画グループ リーダー

 「GAME TSUTAYA」加盟約550店に新作ゲームの商品提案をするマーチャンダイザー。1996年から家電量販店でゲームのバイヤーを担当。2002年にTSUTAYA入社後も一貫してバイヤーの道を歩んできた。ネオジオCDを2台購入したほどの格闘ゲーム好きだったが、現在は携帯版ドラクエなどで遊ぶ日々が続いている。

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